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フェイスブックがデザイン刷新



 

フェイスブックは先週、サービスのデザインを変更すると発表した。友人が投稿した写真やコメント、共有した記事などが掲載される「ニュースフィード」を全面刷新。

表示される画像を大きくしたり、コンテンツを種類別に表示できるようにしたりし、使い勝手を向上させるという。

新デザインは、パソコンのウェブブラウザー向けサービスのほか、米アップルの「アイフォーン(iPhone)」「アイパッド(iPad)」、米グーグルの「アンドロイド(Android)」向けアプリにも用意し、今後数週間かけてすべてのユーザーが使えるようにするとしている。

 

■フェイスブックが抱える2つの問題

ニューヨーク・タイムズによると今回のデザイン変更は、フェイスブックが今抱えている2つの重要な問題に取り組むのが狙いだという。

1つは、競争激しいソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の市場で、10億人超という利用者をいかにつなぎ止めておけるかということ。

もう1つは、利用者の大半がスマートフォンやタブレット端末といったモバイル機器で同社サービスを利用するようになった今、いかにして広告収入を増やしていけるかということ。

これらフェイスブックの課題についてはほかのメディアも報じている。

例えば米ウォールストリート・ジャーナルは、ここ最近は「ホワッツアップ(WhatsApp)」といったモバイル用メッセージ交換アプリが急速に普及しており、フェイスブックの脅威になりつつあると伝えている。ティンエイジャーのフェイスブック離れが進んでいることも懸念されるという。

昨年末時点におけるフェイスブックのユーザー数は10億6000万人。このうち1日に1度以上フェイスブックを利用するという人は6億1800万人に上る。だがこの中でモバイル端末を使っている人の数がパソコンを使っている人の数を上回っており、この傾向は今後も続きそうだ。

スマートフォンのような画面サイズの小さなモバイル端末は表示される広告も小さくなるため、訴求力が低いと見られており、広告単価も低い。このまま利用者のモバイルへの移行が進めばフェイスブックの収益は低下していくことになる。

効果を判断するのは時期尚早

米メディアでは、今回のデザイン変更でニュースフィードの中で表示される広告も大きくなるため、より視覚的に訴求力の高い広告表示が可能になり、売り上げ増加につながると伝えているものもある。

だがその一方で、フェイスブックのモバイル向け広告は依然として、利用者が求めている友人の情報を妨げるものに過ぎず、効果は限定的という見方もある。

なお同社が公開した新デザインの紹介サイトを見ると、これまで異なっていたパソコン版とモバイル版のデザインを統一しており、同社がモバイルを中心にサービスを開発していることがうかがえる。

特定の情報だけを絞り込んで表示できる機能も用意しており、雑多な情報を排除し、必要な情報に素早くたどり着ける工夫もしている。

ただ、こうした新デザインは利用者の反発を買うこともしばしばあり、その効果は未知数と言えそうだ。前述のウォールストリート・ジャーナルも、新デザインが広告にどう影響を及ぼすのかを判断するのは時期尚早と伝えている。

 

〈記事元-JBPRESS〉
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37318

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