先週、米グーグルが、長らく人気を博してきたウェブのサービス「グーグル・リーダー(Google Reader)」を終了させると発表して、波紋が広がった。
これは、ネット上のニュース記事の見出しとリンクを一覧表示するRSSリーダーの機能をウェブブラウザーで利用できるサービスで、2005年の開始以来愛用者が多いのだが、グーグルはこれを今年7月1日をもって終了すると発表した。
グーグルの説明によるとその理由は「選択と集中」。同社は主力事業に注力することを目的にサービスを整理統合する“大掃除”を進めており、これまで70に及ぶサービスを廃止した。グーグルも今回のリーダーに愛用者がいることを認識しているが、利用者数が減少していることを理由に終了を決めたという。
この告知の直後から請願活動のウェブサイトにサービスの存続を求める署名運動のページが開設され、翌日には7万以上の署名が集まった。
署名は米国のほか、英国やスペイン、日本、中国など世界中から集まっており、この運動は今後も広がる様相を呈しているのだが、海外メディアの記事に目を通すと、残念ながら決定が覆ることはなさそうだ。〈記事全文はこちら〉
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